チューリップの花言葉と伝説

チューリップの花言葉はテーマとしては「愛」ですね。チューリップはバラなどと同じように色によって色々な花言葉があります。

赤いチューリプは「愛の告白・愛の宣告」で、白いチューリプは「新しい恋・失われた愛・失恋」です。
黄色のチューリプは「名声・正直・実らない恋・望みのない恋」で、紫のチューリプは「不滅の愛・永遠の愛・私は愛に燃える」となります。

緑色のチューリプは「美しい瞳」で、桃色のチューリプは「恋する年頃・愛の芽生え・誠実な愛」となり、斑色のチューリプは「疑惑の愛」になっています。

ギリシアには次のようなチューリップの伝説があります。

むかしあるところに、チューリップという名前の少女が住んでいました。チューリップは誰からも愛される、心やさしい美しい少女でした。秋の神ヴェルツーヌ(ヴェルツータ)も、ひと目みてチューリップを愛してしまいました。

ヴェルツーヌの思いはとてもはげしく、まるで狩人がえものを追うようにチューリップを追い慕(した)いました。ところが、ヴェルツーヌのあまりにもはげしい心にとまどったチューリップは、貞節の女神のディアナにたのんで、自分を一輪の花に変えてもらいました。

若すぎる彼女には、ヴェルツーヌの愛を受け入れることは、どうしてもできなかったのです。春の花チューリップは、こうして生まれたのでした。

花言葉は、国や民族、言語ごとに異なったものがつけられる。それぞれは各民族が持つ神話や伝説などの伝承や歴史や風習、書物による故事来歴、宗教などから生まれたため、同じ種類の草花であっても国や民族によって異なる意味を持つことが多く、加えて花の色によっても異なる。

現代の日本においては、外国からの移入の経緯などにもよって数多くの花言葉が存在する。その中で、財団法人日本花普及センターは花の愛好を普及させる目的で、親しみやすく、イメージの悪い言葉を避けたものを新しい花言葉として選び、普及に努めている。